投稿の詳細: 特集|最先端の国際化教育事情

2004/11/01

特集|最先端の国際化教育事情

「使える英語」を巡る論争は古くて、同時に新しい-これは、英語教育を問うときにつねに脳裏に浮かぶ事実です。この長い歴史の中には、有名な平泉渉氏vs 渡部昇一氏による「英語教育大論争」(73年・文春文庫)における白熱した論戦や中津遼子氏の「何で英語やるの?」(78年・文春文庫)に見られる学校英語に呈する疑問と提言などが良く知られています。今世紀に入り、とりわけグローバル化の進展や情報産業社会の到来が声高に叫ばれるようにようになると、学校現場でも古典的訳読中心主義から脱し、-その成果はともかく-コミュニケーション英語を積極的に取り入れるところが増えてきました。 こうした情勢と歩調を合わせるかのように、2003年3月、文部科学省によって「『英語が使える日本人』の育成のための行動計画」が策定、公表されました。国際的競争の激化や環境問題など地球規模の課題解決に臨んで、積極的な知識・情報の入手、理解、発信、対話が強く求められる世界情勢に鑑み、コミュニケーション能力育成のための指導方法をオールラウンドに改善しようとする計画案となっています。
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