目標は「英語が使える日本人」
今、中学生や高校生が英語を勉強する目的は何でしょうか。近年、学校における英語教育の方針が、進学に必要な試験を意識した英語学習から、その先社会に出たときに必要とされる英語力習得を目的とした英語学習へと、大きく変わってきています。そして、「使える英語」習得への志向が、学校のカリキュラムにまで大きく反映され始めています。
その表れとして、文部科学省は2003年3月、「『英語が使える日本人』の育成のための行動計画の策定について」を発表しました。子供たちが将来、国際社会を生き抜くためには、「英語」でのコミュニケーション能力が不可欠であるという趣旨に基づき、実践的英語教育に力点が置かれた行動計画としてまとめられています。これにより、大学入試センター試験にも2006年度よりリスニングテストが導入される予定です。
つまり、21世紀、更なるグローバル化が進むにつれ、将来就きたい職業や叶えたい夢の選択肢が増えるとともに、英語によるコミュニケーション能力が問われることとなるのです。
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