お久しぶりです。 約2週間出張で留守にしており、ブログへの書き込みが遅れました。 今日は小学校からの
英語義務教育化について僕の考えを書きたく思います。
とあるテレビ番組で小学校からの英語義務教育がトピックになっていました。 小学校からの英語授業導入に
賛成、反対それぞれが、それぞれの立場でその理由を述べていました。そのなかの一人の方の導入賛成の理
由。 中、高合わせて6年間英語を勉強してもしゃべれるようにならない、 なので小学生からやったほうがよいと
のこと。 よく聞く意見ですね。 ぼくの立場はというと.......やりたい子にはやらせて、やりたくない子には
無理にさせなくても...という感じです。
そもそも、英語を喋れるようになりたい、同時に英語を聞けるようになりたいというには知識の習得というより、
技能の習得に近いと思います。 とにかく浴びるように英語に接する、習うより、慣れろの世界ですね。 また、話
す、聴く英語能力向上は、試験英語、受験英語と距離をおいたほうがよいと考えています。 試験英語の延
長上にspeaking, listeningを考えてしまうと文法、発音など完璧に使いこなさなければ、理解していなければと思
ってしまいます。 失敗してはいけないというメンタりティーが前提になってしまいます。 ネイティブスピーカ
ーでも、 文法的に、?と思うひとは多々います! 子供は a apple (an apple) と言ったりします。それでも、伝え
たい意思、聴こうとする姿勢があれば対話は成立します。 僕も、TOEICのリスニングは満点でしたが、わからな
いときは分かりません。フランス語なまりの英語、ニュージーランド人英語、インド人英語などなど、わからないと
きはもう一度聞き返します。 失敗して当たり前というメンタりティーを前提にして英語に多くふれな
がら、そして多く間違って使いながら少しずつ向上すればよいのです!
次回は早期、第二外国語教育の問題点(特に文化、風習の衝突)について書く予定です。