勉強は楽しい?
突然ですが、
「学校の」勉強ってつまらないですよね。
いきなり何を言い出すのかと思われるかもしれませんが、
まずここを納得して欲しいのでもう少しお話させていただきます。
私は他の先生方と違って、どちらかというと劣等生で、
学校の勉強が大嫌いでした。
確かに「面白い授業」というものはありました。
先生方は日々工夫しながら、綿密な計画を練り、膨大な準備をして授業に臨み、
私はその先生たちのトークに酔いしれ、爆笑し、
わかりやすさと視点の新しさに感動したこともあります。
しかし、
しかしです。こと受験勉強等においてはそこからが本当の勉強です。
授業の後に、ひたすら問題をといて単語や解法を記憶していくという作業が待っています。
これは私にとって非常につらいことでした。
授業は大好きで、その教科にも特に悪感情は無いにもかかわらず、
私には、黙々と机に向かうということができなかったのです。
子供の頃、大人に聞いたことがあります。
「いつも勉強しろっていうけど、なんで自分は勉強しないの?」
当時は、計算問題をひたすら解く大人や、漢字の練習に励む大人など見たことがなかったので、
(今では脳年齢を下げるためにやられている方がいらっしゃるかもしれませんが)
大人は勉強しないものだと思っていました。
これをご覧になっている保護者の方の中で、資格試験等をしていて、
その勉強自体が楽しくて仕方が無いという方がどれだけいらっしゃるでしょうか?
恐らく、今も勉強されている方は、勉強そのものが目的ではなく、
何らかの必要性から勉強をなさっているのだと思います。
長くなってしまったので、今回はこのくらいにして、続きは次回にします。